塾選び(後半)個別塾から集団塾へ
6年生になり いよいよ受験まで約1年
長男は変わらず個別塾へ週2日通っていました
中学受験を決めてからこれまでの間
一度も塾へ行きたくないなど
ネガティブ発言が飛び出す事はなく
塾へ通う日々を過ごしていました
ただ、見ていると受験へのモチベーションが下がってきてるな
と感じる所が多々ありました
塾の勉強だけで満足している点
受験はまだまだ先だという危機感の無さ
来年早々に受験本番を迎えるというのに
のんびり考えてるんだなという意識が丸見え
本当にこのままで大丈夫なんだろうかと
私もさすがに心配になってきました
我が家の地域では中学受験をする子はまだまだ少なく
クラスの5分の1程度です
それでも6年生になってから受験の話題が
ちらほらと入ってきていました
長男の仲の良い女の子で
とても頭が良く運動もできる優秀な子がいて
その子も当然ながら受験組、受ける学校も上位校です
長男はその子と話すと凄く刺激を受けるようで
受験の話しができる数少ない友達でもありました
学校にそういう仲間がいるという事が
長男の受験へのモチベーションを維持できる
一つの要因になってるのかなと感じていた私は
やはり同じ目標に向かって頑張れる仲間と
共に勉強できる環境が望ましいのではないかと思い始めていました
そうこうしている内に
以前受けた塾の模試が 6月にまた開催されるという
情報が入ってきました
前回の模試の時は 知ってる人は誰もいませんでしたが
今回の模試は 同じ学校の 同じ中学校を受験する予定の
友達も参加する事が 決定しました
そして 模試当日
会場に着くと 同じ小学校の友達が 何人も受けに来ている事が判明
6年生からその塾に通いだした子が多くいたのです
模試が終わった後の長男の表情は
とても いきいきとしていて
前回受けた時とは 大違いでした
模試という 緊張感のある環境下でも
知ってる仲間がいるだけで 不安が減り
休み時間に声を掛け合うだけで 緊張が和らぎ
試験に臨むことが出来た
長男には皆で頑張れる環境が向いてる
それだけで今回の模試を受けたかいがあったと思いました
個別塾の最大のメリットは
個人の理解度に合わせた進度で勉強ができること
これに尽きます
長男も個別塾には満足していて
分かりやすいしずっと続けたい
と言っていました
私もその事は十分理解していたので
ずっと通わせていたのですが
中学受験を目標にしていて更に
外部刺激によりやる気を出すタイプの長男には
受験へ意識を向けさせモチベーションを上げる為には
やはり個別ではなく集団型が良いと判断しました
難関校の受験を目指すのであれば
個別塾や家庭教師との併用も十分に検討するべきだろうと思うのですが
経済的な面も考慮せざるを得ない我が家の状況下では
どちらかにしか通わせられない
模試が終わってから 長男と塾をどうするか話し合いました
中学受験といえば 6年生の夏休みが勝負!と良く言われるので
夏休みの間本当に受験に向かって頑張れると思う方を自分で選んでほしいと
すると長男は「集団塾に通いたい。そこで皆と頑張りたい」と宣言
夏休みから集団塾へ通うことが決定しました
模試を一緒に受けに行った同じ中学校を受験予定の友達も
このタイミングで通塾となりました
さあ、勝負の夏休みの幕開けです