2児母エリーのつぶやきパッション

2人の息子(中学1年生と小学3年生)を育てるワーキングマザーです。日々のできごとを気ままにアップ。2019年長男が中学受験を経験。

勝負の夏休み突入も早々の試練「塾に行きたくない」

夏休みに入り いよいよ

転塾した先で 夏期講習が始まりました

 

朝からお弁当を持って登塾し 夕方までみっちり勉強です

長男は頑張って勉強するぞ!という意気込みを見せてくれていたので

その頼もしい姿に 転塾して良かったと心から思っていました

 

が。。。

 

通塾から約1週間後 朝塾へ向かっている車の中で突然

「今日は塾に行きたくない」と言い出しました

 

宿題ができてないのか、あまり体調が良くないのか

思いつく理由を聞いてみても全部違うと言って

頑なにただ行きたくないとアピールし 泣き出しました

 

この様子から何かあったんだなというのは分かったので

とりあえず 話しを聞くことにしました

 

「先生に怒られるから」

最初に口にした理由はこうでした

 

どうして怒られるの?と聞くと

「いつも授業の最後にやるテストがあって(その日の理解度を確認するテストで合格点に達しなかった場合は居残りして再試験をやる)そのやり直しをちゃんとしてるのにやってないと怒られた」それから「クラスにいる二人の子が休憩中にふざけていて自分にまでちょっかいをかけてきたから、それを止めようとしたら怒られた」と

 

長男は小さい頃から理不尽な怒られ方をされるのを

凄く嫌がる傾向があって この件も自分は悪くないのに怒られた

という所が物凄く引っ掛かってるんだな というのが分かりました

 

これは先生に聞いてみるしかないと思ったので

塾へ電話して担任の先生と話してみました

すると「ああ、昨日のことですね」とすぐにピンときた様子

 

先生が言うには

○最後の確認テストの時にちゃんと自分で解いて持ってくるようにとなっているが、長男はすぐに解答を持ってきたため、答えを丸暗記して解答したのではと思い先生が本当に自分で解いたのかと聞き解き方を説明するよう言ったがちゃんと答えられなかったのでやっぱりという事で叱ったと

○2つ目の件は、塾は遊びに来る所ではなく勉強する所、たとえ他の子にちょっかいを出されたとしてもそれに応じないという姿勢を見せて欲しいと注意した

 

だいたいこんな感じでした

 

人見知りでシャイな性格

言いたい事をうまく伝えらない幼い語彙力

入塾して1週間

 

今回の件は長男のダメな所が

露出してしまった結果だなと悟りました

 

電話を切った後、先生が話していた事を長男に伝えました

「テストはちゃんと分かってた。今解けと言われたらちゃんとできるよ。でも説明しろと言われて口でどうやって説明していいか分からなかったから黙ってた」と

もう一つの方は「すごくうるさかったから最初は口だけで注意してたけど全然聞かなくてちょっかいまで出されたから追いかけていったら自分だけ注意された。二人は逃げたから怒られなかった」と

 

親として色々と言いたい事は山ほどあったのですが

とにかく納得できる明確な答えを出して

長男が前に進めるよう促すことを前提に

 

一つ目の件については

実際に目の前で問題を解かせるとちゃんとできていたので

・黙っているだけでは分かってないと思われても仕方ないこと。説明できないなら先生の目の前で解いて見せること

・これを教訓に上手く相手に説明できる練習をしていくこと

 

二つ目の件は

・先生も全部見えてる訳じゃない、目に見える部分で判断する時もある

・次からはちょっかいに乗らないこと

・しつこい時には遠慮せず先生に言いに行くこと

 

少しずつ納得している様子を見せていましたがまだ渋ってる様子の長男

 

更に聞いてみると

 

・いつも確認テストで残されること

・皆できてるのに自分だけ出来ていないのが辛い

と話してくれました

 

そう、実はここが一番長男が引っ掛かっていた部分だったんですね

 

塾の新年度は3月から始まり夏休み前までに全範囲の勉強を終わらせます

夏休み期間はそれまでの総復習で繰り返しの定着を図る勉強になります

しかし長男のように夏期講習から入塾した子はそれまでの勉強が

できていないので夏休みの勉強は相当頑張らなければなりません

加えて理解度もまだまだ低いため再テスト必須になります

 

この事を知ったのはこの件の後だったのですが

その時に心の底から「もっと早く転塾させていれば」と後悔しました

6年生が勝負とはまさにこの事だったのだと。。。

 

長男は夏休みが勝負という言葉を真摯に受け止め

この1週間必死に勉強していました

だけど周りと自分との差に気づいて とても焦っていたのです

先生も長男を見ていて それを感じていたそうです

 

慣れない環境で、朝から夕方までこれまでやった事のない勉強量をこなし

皆との差に焦りながら それでも必死に追いつかないとと頑張っていた矢先に

この出来事が勃発して 心が悲鳴をあげたのでした

 

 

ちゃんと勉強してるな

受験への意識がやっと高まったな

と頑張ってる姿を見て満足してしまっていた私は

長男の事を上辺だけで判断して

全然ちゃんと見てあげられてなかったんだと反省しました

 

実は長男にはこういう出来事が前にもありました

不登校」という形で。。。

 

あの時の苦悩は今でも忘れられませんが

少しずつ記憶が薄らいでいってるのは

今があるから

 

次回はその時の事を書こうと思います

 

子どもが頑張ってる時こそ 

しっかりと見てあげなければいけない

 

これが私の教訓です