2児母エリーのつぶやきパッション

2人の息子(中学1年生と小学3年生)を育てるワーキングマザーです。日々のできごとを気ままにアップ。2019年長男が中学受験を経験。

中学受験のきっかけ

長男が中学受験をするきっかけは

オープンスクールに参加したことでした

 

5年生の夏休み明け頃 学校から持ち帰ったプリントの中に

オープンスクール案内のチラシが入っていました

 

私の中では6年生が行くものという意識しか無かったので

5年生でも行けるんだ!とチラシを見て興味を持ちました

 

その頃の長男といえば 

学校の勉強と出された宿題をするのが精一杯で

塾や家庭学習用の教材などには見向きもしてませんでした

そんな状態だったので 受験を考えるどころか

普通の勉強さえ怪しい勢い

学校のテストは極端に悪いことはありませんでしたが

ちょっとしたミスが毎回見られて100点取れたら万々歳という感じ

得意な教科と不得意な教科の線引きが出始めてる頃でもありました

でもそれはごく普通の感覚として受け止めていて 

こんな感じで小学校を過ごし 公立の中学校へ進んで 

高校受験を期に頑張ればいい

私自身がその流れで進んでいった経験から 

それで良いと当たり前に思っていました

 

 

でも 体験授業が受けられるという内容を見て

中学校の授業が受けられるのは単純に 新鮮でおもしろそうだなと

ひと足早く中学生気分を味わう事ができるのは 良い経験になるかなと

これがきっかけで 普段の勉強のモチベーションアップに繋がればいいかなと

軽い気持ちで申し込んでみたのです

 

 

オープンスクール当日

長男は英語を選択していました

教室には在校生が数名と外国の先生が待っていて

ローマ字で書かれた名前のカードを受け取って

自己紹介をする所から始まりました

 

保育園と小学校で少しだけ触れる機会はあったものの

ほとんど英語初心者の長男は全て英語での質問と

シャイな性格も加わりほとんどタジタジ

 

しかし 終始一生懸命聞こうとする姿勢や

全く知らない周りの子とコミニュケーションを取りながら

楽しそうに過ごし終わってからも

「おもしろかった!」と言っていたので

とても良い経験になったようでした

 

授業が終わると学校の説明会が始まり

私立中学とは一体どんな所なのか

何も知らない私たち親子は興味深々で聞いていました

すると「学校で宿題ができます」

この一言に長男が物凄く反応しました☆

 

宿題は家でするものだと思っていた長男は

目からウロコと言わんばかりの表情です

 

長男は宿題をする習慣は出来ていたものの

学校から帰るとどうしてもOFFモードに入るので

そうなると重い腰がなかなか上がらず宿題の着手に

時間がかかる事が度々ありました

 

本人もそれを痛感していたようで

学校にいる間に宿題ができるというのは

”願ってもない幸運”ぐらいの感覚だったようです(笑)

 

さらに 説明は続き

「宿題の量は多いですがその日の復習を兼ねているのでその分しっかりと復習ができ、分からない所は放課後学習で先生に聞く事ができるので塾は不要です。部活をしている子は部活後に放課後学習に加われるのでそこで宿題や復習が可能です」との説明が

 

今度は私の方が 目からウロコ状態

 

中学校に入れば 今より更に宿題の量が多くなると聞いていたし

公立に行けば高校受験の為に 塾へ通う事を避けられないので

プラス部活もやるとなれば 宿題をする時間が確実に遅くなります

 

さらに中学生といえば 思春期で成長期なので

今より食べる量も増えるし お腹が空く勢いもハンパないから

合間に軽食を挟んだり 塾終わりに大量にご飯を食べるようになりそう

加えて毎日遅い時間まで起きて宿題を終わらせるという 

不規則な生活を送っていれば 自律神経も乱れやすく 

ストレスなど精神的な負担がかかりやすくなるかも

ということは それが全部クリアできる私立の選択って

全然アリなんじゃ!!!

 

こんな考えが一瞬にして頭を駆け巡り 

大きく気持ちが揺れ動きました

 

説明会の後は 学校の施設案内でした

 

トイレは自動で電気が点いて温水便座完備

各教室も本当にきれいで廊下も広びろ

もちろん冷暖房完備

ロッカーはオートロック

カフェが併設されていてメニューも豊富

売店はお店並みの品揃え

部活にも力を入れている学校なので

運動場と体育館も広くて大きいし設備も充実している

いつ車で来ても安心の広い駐車場

 

はっきり言って 私が通いたくなりました(笑)

私も高校は私立に通っていましたが あの頃とは雲泥の差

この施設の充実こそが「THE 今どきの私立」なのか、と

感嘆しました

 

説明会が終了し帰る時

「ぼく受験する!この学校に行きたい!塾に行かせてお願い!」

と目を輝かせて 長男がお願いしてきました

 

今まで公文に行けだ塾に行けだ勉強しろだと言っても

全く響かなかった子が 自ら懇願して勉強したいと言い出すとは

そんなに学校で宿題したいのか(笑)

 

「私立はお金がかかる」だけの認識しかなかった私に

お金がかかるだけのメリットをこれでもかと教え込んだ

この説明会の日から 我が家の中学受験が始まりました