2児母エリーのつぶやきパッション

2人の息子(中学1年生と小学3年生)を育てるワーキングマザーです。日々のできごとを気ままにアップ。2019年長男が中学受験を経験。

塾選び(前半1)

2018年10月

私たち親子に衝撃を与えた 私立中学校のオープンスクール

 

帰ってからもう一度どんな点が良かったのかを確認し

夫にオープンスクールでの内容や感想を話し

長男の満ち溢れるやる気を再度確認して

 

塾に通う方向で話しがまとまりました

 

長男はシャイな性格で 思った事をうまく言葉にできない所があります

また、現在の学校での授業の様子や勉強の理解度を見ると

集団型だと学校と同じように 皆と同じペースで授業が進むので

分からない所を聞けないまま 次の単元に進む可能性があるのではと考えました

 

個別型だと長男のペースで教えてもらえ 

分からない所は 即座に解説してもらえるので

長男にはより勉強しやすい環境になるかなと思いました

 

長男とどちらがいいか話したところ

断然個別型がいい!との事だったので

さっそく個別塾へ話しを聞きに行き

「自分から塾に行きたいっていう子はなかなかいないよ、凄いな~」

と持ち上げてもらいながら(笑)長男の普段の勉強ペースや他の習い事

学校の成績などをヒアリングして週に2回、国語と算数の授業を

受けることになりました

 

通塾しだしてから長男に感想を聞いてみると

「とても分かりやすい。学校だけじゃ分からなかった所が分かるようになった。塾に通って良かった」

 と、とても好印象な様子で毎回通塾していました

 

でも、この時点で難関校ではないものの中学受験を志すには遅い時期

私もまだどこか受験に対して漠然としている所がありました

 

この頃は受験すると目標を持って自ら勉強する意識を持ってくれた事が

ただただ親として嬉しかったという気持ちが大きかったので

このまま目標に向かって塾に通って勉強してくれれば

本人のやる気次第で何とかなるだろう

今思えばそのぐらいの気持ちでしかなかったんだなと反省しています

 

「真剣にやらなければ受験は絶対に甘いものじゃない」

 

ということを 私はまだ分からずにいたのです

 

 

後編へつづく

 

 

 

 

 

中学受験のきっかけ

長男が中学受験をするきっかけは

オープンスクールに参加したことでした

 

5年生の夏休み明け頃 学校から持ち帰ったプリントの中に

オープンスクール案内のチラシが入っていました

 

私の中では6年生が行くものという意識しか無かったので

5年生でも行けるんだ!とチラシを見て興味を持ちました

 

その頃の長男といえば 

学校の勉強と出された宿題をするのが精一杯で

塾や家庭学習用の教材などには見向きもしてませんでした

そんな状態だったので 受験を考えるどころか

普通の勉強さえ怪しい勢い

学校のテストは極端に悪いことはありませんでしたが

ちょっとしたミスが毎回見られて100点取れたら万々歳という感じ

得意な教科と不得意な教科の線引きが出始めてる頃でもありました

でもそれはごく普通の感覚として受け止めていて 

こんな感じで小学校を過ごし 公立の中学校へ進んで 

高校受験を期に頑張ればいい

私自身がその流れで進んでいった経験から 

それで良いと当たり前に思っていました

 

 

でも 体験授業が受けられるという内容を見て

中学校の授業が受けられるのは単純に 新鮮でおもしろそうだなと

ひと足早く中学生気分を味わう事ができるのは 良い経験になるかなと

これがきっかけで 普段の勉強のモチベーションアップに繋がればいいかなと

軽い気持ちで申し込んでみたのです

 

 

オープンスクール当日

長男は英語を選択していました

教室には在校生が数名と外国の先生が待っていて

ローマ字で書かれた名前のカードを受け取って

自己紹介をする所から始まりました

 

保育園と小学校で少しだけ触れる機会はあったものの

ほとんど英語初心者の長男は全て英語での質問と

シャイな性格も加わりほとんどタジタジ

 

しかし 終始一生懸命聞こうとする姿勢や

全く知らない周りの子とコミニュケーションを取りながら

楽しそうに過ごし終わってからも

「おもしろかった!」と言っていたので

とても良い経験になったようでした

 

授業が終わると学校の説明会が始まり

私立中学とは一体どんな所なのか

何も知らない私たち親子は興味深々で聞いていました

すると「学校で宿題ができます」

この一言に長男が物凄く反応しました☆

 

宿題は家でするものだと思っていた長男は

目からウロコと言わんばかりの表情です

 

長男は宿題をする習慣は出来ていたものの

学校から帰るとどうしてもOFFモードに入るので

そうなると重い腰がなかなか上がらず宿題の着手に

時間がかかる事が度々ありました

 

本人もそれを痛感していたようで

学校にいる間に宿題ができるというのは

”願ってもない幸運”ぐらいの感覚だったようです(笑)

 

さらに 説明は続き

「宿題の量は多いですがその日の復習を兼ねているのでその分しっかりと復習ができ、分からない所は放課後学習で先生に聞く事ができるので塾は不要です。部活をしている子は部活後に放課後学習に加われるのでそこで宿題や復習が可能です」との説明が

 

今度は私の方が 目からウロコ状態

 

中学校に入れば 今より更に宿題の量が多くなると聞いていたし

公立に行けば高校受験の為に 塾へ通う事を避けられないので

プラス部活もやるとなれば 宿題をする時間が確実に遅くなります

 

さらに中学生といえば 思春期で成長期なので

今より食べる量も増えるし お腹が空く勢いもハンパないから

合間に軽食を挟んだり 塾終わりに大量にご飯を食べるようになりそう

加えて毎日遅い時間まで起きて宿題を終わらせるという 

不規則な生活を送っていれば 自律神経も乱れやすく 

ストレスなど精神的な負担がかかりやすくなるかも

ということは それが全部クリアできる私立の選択って

全然アリなんじゃ!!!

 

こんな考えが一瞬にして頭を駆け巡り 

大きく気持ちが揺れ動きました

 

説明会の後は 学校の施設案内でした

 

トイレは自動で電気が点いて温水便座完備

各教室も本当にきれいで廊下も広びろ

もちろん冷暖房完備

ロッカーはオートロック

カフェが併設されていてメニューも豊富

売店はお店並みの品揃え

部活にも力を入れている学校なので

運動場と体育館も広くて大きいし設備も充実している

いつ車で来ても安心の広い駐車場

 

はっきり言って 私が通いたくなりました(笑)

私も高校は私立に通っていましたが あの頃とは雲泥の差

この施設の充実こそが「THE 今どきの私立」なのか、と

感嘆しました

 

説明会が終了し帰る時

「ぼく受験する!この学校に行きたい!塾に行かせてお願い!」

と目を輝かせて 長男がお願いしてきました

 

今まで公文に行けだ塾に行けだ勉強しろだと言っても

全く響かなかった子が 自ら懇願して勉強したいと言い出すとは

そんなに学校で宿題したいのか(笑)

 

「私立はお金がかかる」だけの認識しかなかった私に

お金がかかるだけのメリットをこれでもかと教え込んだ

この説明会の日から 我が家の中学受験が始まりました

 

 

頑張れ大維志くん

 

 

2019年に中学受験を目指した方 もしくは

1年後、数年後に受験を見据えてる方の中には

大維志くんと聞いてピンと来る方も多いことと思います

 

朝の情報番組スッキリ!という番組で

ジャガー横田さんの愛息子大維志くんが

難関中学”広尾学園”への合格を目指し

その勉強方法や日々の様子が放送され

中学受験を目指す親子にとても反響が大きかったコーナーです

 

私の見てる限りでは放送直後は賛否両論がSNSでも飛び交っていて

やはり合不結果が否が応にも放送されてしまう事への

懸念の声が大きかったように思います

我が子が受験を控えてる親としては

当然の反応だと思いましたし私も万が一

受からなかった時の事が心配だったのも事実です

 

けれど自分の受験に対する姿勢を客観的に見つめるために

大維志くん本人が受験密着する事を決意し

ご両親がその大維志くんを全力で応援し

この放送にGOサインを出したのなら

この勇気ある決断を同じ受験生の親として

肯定しない訳にはいかないなと

応援する意味も込めて見守りたいなと思いました

そして見守ると同時に我が家との違いにも着目しました

 

長男は1月に入試本番でしたが

首都圏の本試験は2月からで

広尾学園の入試も2/1が本番

長男は進学塾に入りましたが

大維志くんは家庭教師をつけての勉強

長男は中堅校でしたが

大維志くんは超難関校

 

 

仕事のためリアタイでは見れないので

録画して長男も一緒に見たりしてましたが

当初大維志くんは広尾学園の医進コースを目指していたため

算数と理科を特に頑張らなければいけませんでした

しかも偏差値30UPが課題だった事もあり

とにかく出される宿題の量がえげつない量で

長男は「ほーーー!!!」と目を丸くして見てました

 

ほーーー!!!じゃなくて

君も頑張らなくちゃならんのだよ。。。

と入試間近でも相変わらずのほほんと他人事のように

見ていた長男にうんざりしていた あの日の私

受験を終えた今だからこそ 懐かしく振返る事ができますが

あの頃は見てるこっちの方が 焦っていた感は否めません

 

現在、受験が迫る真っ只中で 頑張ってる我が子を支えてる

親御さんにとっては今が本当に大変な時だと思います

これまでの道のりも決して簡単なものではなかったと思いますが

ここまで本当に親子でよく頑張ってこられたと思います

どうか最後まで信じて頑張ってください

応援しています!!!

 

 

大維志くんのコーナーを日本テレビさんが現在

公式youtubeにアップしているので時系列で貼っておきます

見逃した方はどうぞ

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⑦回目は1/29(火)に放送予定だそうです

合格に向かって頑張れ大維志くん!!!

 

 

はじめまして。

2019年に我が家の長男が中学受験をしました

 

都市部での中学受験事情とは違う 

地方の私立中学受験

 

右も左も分からなかった時

同じ境遇の方の体験談やコメントを探して

ネットをウロウロしてました

 

今後私のような人がこのブログに辿り着いた時に

少しでも役立つ情報があれば

少しでも気持ちの共有ができれば

受験を考えてるもしくは受験本番に向かって走り出した方々の

ほんのちょっとでも安心材料になれたら

そんな気持ちでこのブログを立ち上げました

 

もちろん我が家の事なので 時には全く共感できない部分が

あるかもしれません

 

あくまでも数ある中学受験の中の一つの例として

見ていただけたら幸いです

 

ここに辿り着き見に来ていただいた

全ての方々に感謝いたします